YouTubeでは、ユーザーが投稿する動画に関し、著作権やコンテンツホルダーを保護するさまざまな対策を行っており、「コンテンツIDシステム」もその一つ。同システムではまず、同社のコンテンツパート...
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YouTubeでは、ユーザーが投稿する動画に関し、著作権やコンテンツホルダーを保護するさまざまな対策を行っており、「コンテンツIDシステム」もその一つ。 同システムではまず、同社のコンテンツパートナーが著作権を持つ動画をYouTube側に登録し、リファレンス用の「IDファイル」を生成。1分間に15時間分アップロードされているというユーザーの投稿動画も全てIDファイル化し、両者が同じ動画かどうかを自動的に照合。同じと判断されれば、コンテンツパートナーに報告する仕組み。 報告があった場合、コンテンツパートナーは、「ブロック」「トラック」「マネタイズ」の3つのオプションから選択。 「ブロック」の場合は、ユーザーが投稿した動画を見られなくするための措置を実施。「トラック」は、その動画の動向を追跡することが可能。 「マネタイズ」は、その動画に対して広告を行い、広告から得られた利益を、コンテンツパートナーとYouTube側で分け合うという仕組みになっている。 グーグル シニア プロダクト マネージャーの徳生裕人氏 コンテンツIDシステム拡充の方針を公表したグーグルの定例会見では、グーグル シニア プロダクト マネージャーで、YouTubeの日本・アジア太平洋地域担当の徳生裕人氏が説明。 徳生氏は、「マネタイズのオプションを加えることで、コンテンツパートナーにより多くの選択肢を提供できる」と強調。 その一例として、コンテンツパートナーの一つである角川グループが著作権を持っているアニメーションの例を紹介した。 同アニメでは、ユーザーが投稿した動画が、300万回の再生を記録。コメントも1,700万件あり、角川側ではこの動画を残し、かつ「マネタイズ」する方針を採用したという。YouTube、著作権侵害動画から収益化を図る「コンテンツIDシステム」拡大へ | ネット | マイコミジャーナル (via 00a) (via saitamanodoruji, saitamanodoruji) (via yaruo, yaruo)