「先生さー」 と声をかけてきた2人組の男子学生がありました。 「何させたいんだか分かんねーんだよね」 凄い口の利き方だな、と思いつつ、「どうした?」と応じますと 「問題、何させたいのかよく分かん...

「先生さー」  と声をかけてきた2人組の男子学生がありました。  「何させたいんだか分かんねーんだよね」  凄い口の利き方だな、と思いつつ、「どうした?」と応じますと  「問題、何させたいのかよく分かんねーんだよ。これこれやれって言われたら、それやってやっからさ、何したら『優』くれんの?」  というのがやって来ました。前回引いた理系のケースと双璧で、7年間で数千人教えた中でもかなり極端なケースの「文系学生編」で、これはまた凄いのが来たな、と思いました。若さを浪費したがる学生と教授陣の戦い 東京大学には入ったけれど・・・ああ無常(2)