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scsa: rairaiken424: ねとらぼかと思った [日本人は硬軟関係なくカワイイ系キャラを使う件] - higuchi.com blog 総務省のとある部門から業務連絡の電子メール。 メールに記載されていたリンクを開いたら、出てきたのが右の画面。 ねとらぼを開いちゃったのかと思ったじゃないか。

これに限らず、我々日本人、お堅いところでもカワイイ系キャラとかゆるキャラを平気で使いますけど、これ、他の文化圏から見るととっても不思議なんだそうです。 20世紀のころのお話ですけど、アメリカから来た、あまり日本のことを知らない同僚たちとタクシーで山手通りを走っていたときのこと。前を走っていたクロネコの絵が描いてあるバンを見て聞かれました。 アメ1「あのバンは、運送会社の配送車みたいに見えるけど、何なのか?」 私「そうだよ。クーリエのバンだ。」 アメ1「クーリエなのに、なんで、キュートなカートゥーンが大きく描いてあるのか?」 私「親しみやすいようにじゃないか?子猫を大事に運ぶように荷物を大事に運ぶという意味らしいぞ。」 アメ2「ありえない。カートゥーンなんか描いてある車に大事な荷物を預ける気にならないだろう。」 アメ1「同意だ。日本人は平気なのか?」 アメ3「そうだ。前から変だと思っていた。あの銀行の看板も、そこのタクシーも、なんでそこら中カートゥーンだらけなんだ?」 私「はあ?」 たしかに言われてみると、彼の国で、商品やサービスにマスコットキャラクターを付けているのは、子ども向けシリアルの箱か、せいぜい軍隊やスポーツチームぐらいで、彼らの感覚では堅い仕事にマスコットキャラクターを付けるなんてありえないらしい。 最近はアフラックのアヒルみたいな例もあるぐらいだから、彼らの感覚も変わってきたのかしらん。でも、まねきねこダックは、まだ本国じゃ受け容れられなだろうな。 それにしても、総務省のこのキャラは、いったい誰なのさ。 アメリカ人は理解できないけど、ヨーロッパの人は理解できるんじゃないかと思った。ドリアードやらエルフやらフォーンやらを思いつける土壌かどうか、みたいな