「リブログ」が生み出す巨大なチャンスとは、Tumblrの26歳創業者が来日 -INTERNET...

Tumblrのリブログは、Twitterの公式RTのように、自分の作ったコンテンツを大勢に広めるための仕組みであるということを明確に説明しており、たいへん好感を持った。 米国では苦情があったり、著作権上問題があると指摘があったりする時点ですぐにそのコンテンツを削除している。また、Tumblrを使っている新進クリエイターたちは自分たちの作品、表現が広がることについて、迷惑というよりもビッグチャンスと捉えている。 外部から誰かの文章や、他人の写真を無断でコピーしてきて、Tumblrコミュニティにおけるコンテンツ拡散の発信源となるのは、開発者の想定する使い方ではないというわけだ。 もともとTumblrで作品を発表している人は、リブログの際にも自分のTumblrがオリジンとして表示されるのだし、「リブログされることもあるよ」という趣旨の規約にも賛同しているのだから、Tumblrを使っている新進クリエイターたちは自分たちの作品、表現が広がることについて、迷惑というよりもビッグチャンスと捉えているのは当然だろう。だから結局、問題は「他人の著作物を勝手に使うな」ということに尽きる。 「転載元を表示しているからいいじゃないか」という人々には虫唾が走る。しかもそういう人のTumblrをよく見ると、出典不明の写真がたくさんあったりする。なんで画像なら出典の表示が不要なのか、説明してほしいものだ。そして、そういうTumblrコミュニティ由来ではないコンテンツをリブログして拡散している人々も、みな同罪である。「リブログしただけ」って、それ明らかに無断転載だからね。
  • リブログは仲間同士でやってください(2008-02-13)
  • Tumblrはヤバイ(2011-05-13) ふだんはよい人なのに、Tumblrを使っているときだけは悪い人になってしまう、という事例がそう珍しくもないので、Tumblrはヤバイと思う。他では無断転載とかしない人が、なぜかTumblrでは転載自由じゃない画像を無断で転載しまくっていたりする。
何年経っても「Tumblrユーザーの9割超が著作権にルーズ」という状況が全く変わらない。なぜなんだ。Tumblrのリブログは正しく使ってほしい (via petapeta)