プライバシーデマは、経験的におおよそこういう構造になっているようですプライバシーまたは個人情報利用に関するものである一般には目につかない、設定メニューの奥の奥にある設定項目が問題にされるその設定...

プライバシーデマは、経験的におおよそこういう構造になっているようです

  1. プライバシーまたは個人情報利用に関するものである
  2. 一般には目につかない、設定メニューの奥の奥にある設定項目が問題にされる
  3. その設定項目は、実際には限定的な状況で限定的に利用することを前提としたものなのだが、そうではなく一般的に広く利用されるという前提ではなしがはじままる
  4. 場合によっては、似てはいるがまったく違う別の機能やサービスと混同して語られる
  5. 必ずわかりやすくリクスが増大するほうに混同される
  6. デフォルトのままだと危険なので、オフにしろという対策が付随する
  7. 類似サービスや類似機能との比較、オフにしないときのリスクの詳細などは検討されない
日頃は冷静にウソをウソと見抜けるひとであっても、話がいざプライバシーや個人情報となるとそうともいかないということも多々あるようです。とくに、ソーシャルメディア参加者がみな自分のプライバシー情報を提供し合うことを前提としたサービスであるため、そこでのプライバシー情報の扱いはとても複雑でわかりにくいものになりがちです。 しかし、わかりにくいものであるからといって、ただリツイートに従って常に安全側に倒し続けていくというのもいかがなものかという気はします。「正しく怖がる」ことは難しいというのは去年の震災以降よく言われることですが、プライバシーについても同様だなあという印象を強くするこのごろです。「【重要】金曜日から、facebookがユーザーの名前や写真を外部サイトへの広告などに使うことができるようになるそうです」といったデマはなぜ広がるのか - night and sundial