男体山頂の大剣ポキリ 修復困難 頭抱える関係者 今年で開山千二百三十年を迎えた栃木県日光市の男体山(標高二、四八六メートル)山頂のシンボルだった...
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男体山頂の大剣ポキリ 修復困難 頭抱える関係者 今年で開山千二百三十年を迎えた栃木県日光市の男体山(標高二、四八六メートル)山頂のシンボルだった 鉄製の大剣が折れてしまい、関係者が対応に苦慮している。山を管理する日光二荒山神社中宮祠(ちゅうぐうし) (同市中宮祠)は、七月三十一日から八月七日まで営まれる登拝大祭までに対策を講じたい考えだが、 見通しは立っていない。 (石川徹也) 同神社によると、剣は長さ約三メートル、幅約十五センチの鉄製で、大人三人でやっと持てる重さ。 一八七七(明治十)年、茨城県結城地方の人が、宇都宮市の刀鍛冶に作らせて奉納したとされる。 剣は、山頂の三角点横の岩をうがって、天にそそり立つように突き立てられた。片刃の刃は、神同士で争ったとの 伝説が残る群馬県の赤城山の方向に向けられていた。 この岩は、日光山を開祖した勝道上人(しょうどうしょうにん)が七八二(延暦元)年に初登頂した際、 男体山の神・三祭神(さんさいじん)に出会った場所とされ、「対面石」と呼ばれる。かつては聖域とされ、 鉄柵に囲まれていた。 今年三月上旬、この剣が折れているのを登山者が発見。同神社が確認したところ、根元部分の約三十センチを 残して、刀身が岩場に横倒しになっていた。経年による腐食が原因とみられるが、はっきりとは分からないという。 その後、折れた刀身は誰かが根元近くの岩の間に突き刺したが、今月上旬、同神社の職員が再度登って回収。 奥宮の社務所にとりあえず保管している。 同神社は「長年の風雪や雷でかなり傷んでいる上、とても重く、溶接などの修復は困難」と頭を抱える。 さらに、同神社は、奉納品は奉納者の子孫が修復するのが一般的な慣例としているが、この剣の奉納者は不明のままだ。 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012061890102225.html暇人\(^o^)/速報 : 【聖剣】 山頂に突き刺さる「伝説の剣」140年間誰も抜いてくれる人が来ず、腐って折れる。登山者が発見 - ライブドアブログ