米紙ワシントン・ポスト(WP)が5月23日の1面で、橋下氏についての写真付きの長文のリポートを掲載した。日本の政治家がこのように取り上げられるのは珍しいことで、米国WP読者層の関心の一端を示すも...
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米紙ワシントン・ポスト(WP)が5月23日の1面で、橋下氏についての写真付きの長文のリポートを掲載した。日本の政治家がこのように取り上げられるのは珍しいことで、米国WP読者層の関心の一端を示すものであることは間違いない。
WPの記事は「テレビ向きの(telegenic)大阪市長橋下氏台頭の背景に、日本国民の不満」という見出しに続き、「橋下氏はうんざりした国が生んだ産物であり、その主だった民衆煽動家(rabble-rouser)でもある」としている。さらに42歳の橋下氏は野田首相の約3倍の支持率があることを紹介し、経済の落ち込みが気がかりな国なのに、増税問題、震災復興問題、エネルギー政策などにおいて政府が何ら決定できないでいることに対する国民の嫌気が広がっていることが、橋下氏が国を変えてくれるのではという期待感に結びついていると分析。政治手法については「常に敵を作り、彼らと馬上の槍試合を演じることで支持を広げてきた」と読み取った。これらはすべて、的を射ていると思う。<a href="http://mainichi.jp/feature/news/20120525org00m070013000c.html">馬耳西風:<その24>橋下氏の西風=氷置恒夫- 毎日jp(毎日新聞)</a>