福岡県内で最後の発砲事件があってから8日で1年が経った。「無発砲」の連続日数は、ここ10年では最長記録を更新中だ。県警は、昨年10月に施行された改正暴力団対策法による規制強化の効果とみているが、...
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福岡県内で最後の発砲事件があってから8日で1年が経った。「無発砲」の連続日数は、ここ10年では最長記録を更新中だ。県警は、昨年10月に施行された改正暴力団対策法による規制強化の効果とみているが、銃や暴力団が一掃されたわけではなく、警戒は緩めていない。
福岡県内で最後に起きた発砲事件は昨年7月8日。筑紫野市のマンションで指定暴力団工藤会の元幹部が射殺された。それ以来、起きていない。発砲事件のない期間は、この10年間では2010年4月12日~翌年2月8日の303日間が最も長かったが、今年5月にそれを超えた。今年に入ってからは、1件もない。
県内では、この10年間で100件以上の発砲事件が起きた。1年あたり平均10件以上という異常な件数だ。このうち年間の発砲件数が全国最多が6回、全国2位が3回だった。本拠を置く指定暴力団が全国最多の5団体あり、抗争やいざこざが絶えなかったためで、しょっちゅう発砲事件があるという不名誉なイメージが定着してしまった。 朝日新聞デジタル:「発砲なし」で1年 福岡、最長記録を更新中 - 社会