380万円→2千万円→8億5千万円 捜査関係者によると、元店長の探偵業者からの報酬は、情報1件当たり3000円から始まり、途中で6000円へ増額されたという。県警が元店長の口座を確認したところ、...

380万円→2千万円→8億5千万円 捜査関係者によると、元店長の探偵業者からの報酬は、情報1件当たり3000円から始まり、途中で6000円へ増額されたという。県警が元店長の口座を確認したところ、19年7月からの約3年8カ月間に45回程度にわたり計約380万円が振り込まれていた。 一方、探偵業者は情報をあま市と名古屋市の調査会社2社へ1件につき1万3000円~1万8000円で転売。19年以降、2社から計約2000万円の報酬を得ていた。 捜査関係者によると、2社は社名は異なるものの、実質経営者は同一。年間数億円の売り上げがあったとみられる。県警が昨年秋、調査会社などを家宅捜索し口座の入金状況などを確認したところ、それまでの4年間で、顧客からとみられる入金は約8億5000万円に上っていた。 調べに対し、探偵業者は「報酬は生活費に充てていた」と供述している。「NTTドコモ、auもあります」 県警の家宅捜索では2社のちらしも押収。ちらしには「NTTドコモとauの携帯番号から、契約者の住所が取得できる」と宣伝されていた。 県警によると、今回の探偵業者は主にソフトバンクの顧客情報を提供しており、警部ら3人の住所や自宅の電話番号を漏らしたとして逮捕された。県警は、2社が、個人情報を求める顧客と探偵業者ら情報の入手先を仲介し、売り上げを得ていたとみている。【衝撃事件の核心】ソフトバンクだけじゃない? 携帯番号と名前から住所や娘の名前だだ漏れの実態+(3/4ページ) - MSN産経ニュース